ウイスキー、ウォッカ、ラム……など、アルコール度数の高いお酒を飲むと、のどがカーっとなって度数の高さを感じますよね。
しかし、世界にはそんなお酒をはるかに超えてアルコール度数が高いお酒もあります。
すごいものだと、お酒の近くで火をつけると、気化したアルコールに引火して燃え上がるんだとか……。
ここでは、もはや飲み物の域を超えているアルコール度数が高いお酒を5つまとめて紹介します。
最初に言っておきますが、この記事を読んで買ったお酒を飲んで体調不調や、不慮の事故が起きても一切責任を負いません!
あくまで自己責任でお願いします……。
5位 ドーバースピリッツ88 度数:88%
アルコール度数なんと88%の高濃度なウォッカです。
ウイスキーの度数は40%ほどなので、ドーバースピリッツ88はその倍以上あります。
そのまま飲むのではなく、お菓子作りに使われたり、ワイン等のフルーツ系洋酒の低い度数を高めて保存効果を高めるために使われるのが一般的です。
ちなみに、実はこれ日本の岡山県で作られているお酒です。
5位ですが、高い順位にランクインしているのはなんかちょっと嬉しいです。
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4位 ハプスブルグ・アブサン・エクストラストロング 度数:89.9%
ニガヨモギ、アニス、ウイキョウなどのハーブやスパイスを使って作られたリキュールです。
製造元はフランスで、安く手に入るお酒ということもあって、かなりの人気を博していました。
しかし、アブサン中毒やアルコール中毒を懸念した人たちが運動を起こし、一度、製造販売中止になっています。
その後、規制が緩和され、条件を満たしていればアブサンの製造が許可されました。
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3位 ノッキーン・ポチーン 度数:90%
おもしろい名前ですが、アルコール度数は凶悪で90%!
とはいえ、味はなかなか素朴で、飲むとほのかな甘味を感じられます。
そのまま飲むのではなく、一般的にはカクテルに使って飲まれることが多いです。
ノッキーン・ポチーンのシリーズには、60度のものや70度のものもあります。
アルコール度数の高いお酒の3位にランクインはしていますが、案外親しみやすいお酒ですね。
2位 エバークリア 度数:95%
画像引用元:LIFEBG.net
アルコール度数は95%。3位を大きく引き離しての度数の高さです。
調べていたら、このお酒に関連したとんでもない記事がありました。
世界最強の酒「エバークリア」を禁止すればレイプはなくなるのか? アメリカで95度の酒が販売禁止に
海外では、エバークリアを女性に飲ませての性的暴行が議論になっているのだとか。
それを受けてか、日本では手に入らないとされています。
アメリカでも、一部の州では販売が違法とされているそうです。
楽しく飲むはずのお酒なのに、一気にきな臭い話になってきました……。
ただ、アメリカの田舎の方の大学では、未だに男子学生が度胸試しにラッパ飲みをすることもあるのだそう。
お酒は安全に飲みたいですね。
1位 スピリタス 度数:96%
アルコール度数はなんと96%!!!
もはやほとんど純粋なアルコールです。
実は、「共沸」という現象のせいで、化学的にこれ以上の度数のお酒は作れないそうです。
なので、スピリタスが世界で最もアルコール度数が高いお酒といって良いですね。
YouTuberのヒカキンさんも、スピリタスを飲んだ動画をアップしていますが、すごい事になっています。
味がなく、舌にのせると「すぐに蒸発してなくなってしまう」らしいです(もう飲み物と言って良いのか疑問です……)。
一応、ポーランドでは果実酒を作るときなどに使っています。
そのまま飲むことはほとんどないそうです。まあ、当たり前ですよね……。
くれぐれも、イタズラや罰ゲームなどで軽々しく飲んではいけませんからね!
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